【バグダッド/イラク 25日 AFP】バグダッド中心部のイラン大使館前で25日、小型バスが爆発し2人が死亡、8人が負傷した。国防省関係者が伝えた。

 爆発は朝の道路が混雑する時間帯にあたる現地時間午前8時45分(日本時間午後2時45分)ごろ、Karrada Miriam地区のイラク大使館敷地から50メートル以内の場所で起きた。同地区は爆発直後に封鎖された。

 「警察の話では、爆発したのは起亜(Kia)自動車の小型バスで、2人が死亡したもよう。大使館の近くだったが、私たちを標的にしたものではない」とイランの外交官、Khalil Saadati氏は述べた。

 バスが爆発したのは、大使館前の道路の反対側で、イラク政府庁舎や米大使館のある厳重警戒区域グリーンゾーン(Green Zone)に向かう際、警官や治安要員がよく利用する通り。

 Karrada Miriam地区にいくつかの省も置かれているため、以前から厳重な警備下に置かれていたが、2月に首都の治安回復を目指す作戦が始まってからはさらに治安が強化されていた。

 24日には、イスラム教シーア派(Shiite)政党「イラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)」の指導者アブドルアジズ・ハキム(Abdel Aziz al-Hakim)師の自宅付近で、車を使った自爆テロが起きた。ハキム師は、イラン政府と関係の深いことで知られている。

 写真は同日、爆発現場の上空を飛ぶ米軍のヘリコプター。(c)AFP/DAVE CLARK