【ナジャフ/イラク 24日 AFP】駐イラク米軍は24日、イスラム教シーア派(Shiite)政党「イラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)」の指導者アブドルアジズ・ハキム(Abdel Aziz al-Hakim)師の息子、アマル(Ammar al-Hakim)氏が、イランとの国境付近で不審な行動をとったとの理由で一時的に拘束されたと発表した。

 イスラム教聖職者のアマル氏は23日、メヘラン(Mehran)にある国境の検問所を通過する際、数時間にわたって拘束された。イスラム教聖職者のハキム師とアマル師は、イラン政府との関係が深いことで知られ、ヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相率いる連立政権を支えるSCIRIの幹部。である。

 アンマル・ハキム師はAFPの取材に対し、イランから戻る際にパスポートが期限切れだったため米軍に車列を止められ、目隠しをされて11時間に及び拘束されたと、拘束時の様子について語った。

 「車列が止められたのは、これまでに密輸が行われてきた地域で、アマル氏の車列が一定の条件に合致したためだ」と米軍は説明している。
米軍とイラク軍はイラクとイランの国境地域での治安を強化している。 米国は、イラン政府がイラクのシーア派勢力に武器を提供していると非難していた。

 写真は24日、聖地ナジャフ(Najaf)で拘束に対する抗議をするイラク人ら。(c)AFP/QASSEM ZEIN