ウリベ大統領、人質解放を求めFARCと直接交渉を明言 - コロンビア
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【ボゴタ/コロンビア 24日 AFP】コロンビアのアルバロ・ウリベ(Alvaro Uribe)大統領は23日、政府がコロンビア革命軍(FARC)と人質救出に向けて、「直接交渉の準備がある」と声明で発表した。
ウリベ大統領は、Jorge Eduardo Gechen上院議員の妻Lucy de Gechenさんらの名前を取り上げ、国内最大のゲリラ組織であるFARCと交渉により、人質解放を目指す姿勢を示した。
また、政府はこれとは別に、誘拐され人質となっている人々の家族に対して、「人道的見地に立った」人質と逮捕されたゲリラの交換を実現するために、ゲリラ組織のメンバーと交渉に当たることを許可している。
現在、FARCは、拉致した人質57人と逮捕、収監中のゲリラメンバー500人との交換を求めている。人質となつている被害者のなかには、コロンビア、フランス両国の国籍を持つイングリッド・ベタンクール(Ingrid Betancourt)元大統領候補ら、著名人も含まれている。ベタンクール氏は23日に、誘拐から5年目を迎えた。
写真は23日、首都ボゴタ(Bogota)で行われたベタンクール氏誘拐5年目となる会合で、FARCに拉致された警察官の顔写真を掲げて立つ女性。(c)AFP
ウリベ大統領は、Jorge Eduardo Gechen上院議員の妻Lucy de Gechenさんらの名前を取り上げ、国内最大のゲリラ組織であるFARCと交渉により、人質解放を目指す姿勢を示した。
また、政府はこれとは別に、誘拐され人質となっている人々の家族に対して、「人道的見地に立った」人質と逮捕されたゲリラの交換を実現するために、ゲリラ組織のメンバーと交渉に当たることを許可している。
現在、FARCは、拉致した人質57人と逮捕、収監中のゲリラメンバー500人との交換を求めている。人質となつている被害者のなかには、コロンビア、フランス両国の国籍を持つイングリッド・ベタンクール(Ingrid Betancourt)元大統領候補ら、著名人も含まれている。ベタンクール氏は23日に、誘拐から5年目を迎えた。
写真は23日、首都ボゴタ(Bogota)で行われたベタンクール氏誘拐5年目となる会合で、FARCに拉致された警察官の顔写真を掲げて立つ女性。(c)AFP