【ワシントンD.C./米国 22日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)によるウラン濃縮活動停止要請をイランが拒否したことを受け、米国務省のトム・ケーシー(Tom Casey)副報道官は、安保理常任理事国5か国とドイツが英国ロンドンで26日に高官会合を予定していることを明らかにした。米国からは、国務省のニコラス・バーンズ(Nicholas Burns)次官(政治担当)が出席するという。
 
 イラン核問題については、国際原子力機関(IAEA)が22日、同国は「ウラン濃縮活動停止要請に応じていない」とする報告書を発表している。

 これを受け、国連安保理常任理事国の英米仏はイランに対する追加的制裁を求めているが、ロシアと中国はコメントを差し控え、ドイツはさらなる協議が必要との姿勢を示している。

 安保理は12月23日、対イラン制裁決議を採択し、同国に対しウラン濃縮活動の停止を要請。IAEAに60日間の猶予を与え、同国の順守状況に関する報告を待っていた。IAEAは3月6日に会合を開催する予定となっている。

 写真は、オーストリア・ウィーン(Vienna)で20日、IAEAとの協議後、記者会見に臨むイラン核問題交渉担当者アリ・ラリジャニ(Ali Larijani)最高安全保障委員会(SNSC)事務局長(左)。(c)AFP/SAMUEL KUBANI