【ダカール/セネガル 23日 AFP】25日の大統領選を3日後に控え、2期目を目指す現職のアブドゥラエ・ワッド(Abdoulaye Wade)大統領(80)は最後の追い込みに入っている。ワッド大統領は1974年、アフリカ初の「合法」野党を設立、以来長く野党政治の重鎮として知られてきた。2001年には「アフリカ開発のための新パートナーシップ(Nepad)」の発起人の1人となって世界で最も経済発展の遅れたアフリカへの直接投資の拡大を狙ったが、具体的な成果はほとんど上がっていない。写真は22日、ダカール(Dakar)北方の街路灯に掲げられたワッド大統領の選挙ポスター。「ワッドとともにセネガル建設を推進しよう」と記載されている。(c)AFP/SEYLLOU