【シドニー/オーストラリア 22日 AFP】英国のマシュー・ボーン(Matthew Bourne)振付/演出の「白鳥の湖(Swan Lake)」が22日、キャピトル・シアター(Capitol Theatre)で待望のオーストラリア初上演を迎える。

 同演目は1995年にロンドンで初演を迎えて以来、チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky)作曲の名作古典バレエに大胆な解釈を加えたその演出が話題を呼び、ウエスト・エンドやブロードウェーで記録的ロングランを達成している。

 また、96年のローレンス・オリヴィエ賞(Lawrence Olivier Awards)、99年のトニー賞(Tony Awards)3部門を含む30もの賞を受賞し、日本でも2度の公演を行っている。ボーンの演出で最も注目を浴びるのは、誰もが夢に見るオデット(白鳥)とオディール(黒鳥)(一人ニ役)の役を男性のバレリーナが演じるところだ。

 写真は21日のリハーサルでパフォーマンスを披露するダンサーたち。(c)AFP/ANOEK de Groot