【ワシントンDC/米国 19日 AFP】18日の第56回・NBA・オールスター・ゲーム2007(2007 NBA All-Star game)を終えたNBAは20日より後半戦に突入する。

 オールスター戦を制したウェスタンカンファレンスでは、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)が、前半戦を44勝9敗とNBA史上5番目の好成績で終えた。ダーク・ノビツキー(Dirk Nowitzki)がチームを牽引し過去32試合で30勝を挙げている。過去に今シーズンのマーベリックス同様の好成績を収めた1996-97、1997-97シーズンのシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)と1983-84シーズンのフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)は、その年のNBAチャンピオンの座を獲得しているため、今シーズンのマーベリックスにとってはよい兆候である。

 マーベリックスに次ぐ39勝13敗の成績を収めているフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)は前半戦最後の3試合、スティーブ・ナッシュ(Steve Nash)の怪我による欠場のため3連敗を喫している。ナッシュは20日の後半戦開始より復帰予定である。 

 33勝19敗でカンファレンス5位のヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)では、センターのヤオ・ミン(Yao Ming)が骨折のため12月以降欠場しているが、3月中の復帰が見込まれている。ロケッツはヤオ・ミンの欠場以降の試合を17勝8敗の成績で終えたが、ヤオ・ミンが復帰し怪我以前と同様のプレーが出来るならば、チームにとってはさらに明るい材料となるだろう。

 30勝24敗でカンファレンス6位のロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は、オールスターゲームでMVPを獲得したコービー・ブライアント(Kobe Bryant)の活躍に期待がかかる。

 26勝25敗でカンファレンス7位につけているデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)は、現在得点王のカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)と、シーズン途中に移籍してきたアレン・アイバーソン(Allen Iverson)の2人が鍵になる。アンソニーの15試合出場停止とアイバーソンの怪我により2人はこれまでに6試合しか一緒にプレーしていないが、同時にプレーできるようになれば相手チームとっては脅威となる。

 マーベリックス、サンズ、ロケッツ、35勝17敗のユタ・ジャズ(Utah Jazz)、35勝18敗のサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)、5チームが32勝19敗でイースタンカンファレンの首位に立つデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)の成績を上回っており、前半戦を終えて同一カンファレンスにリーグ全体の成績上位チームが3チーム以上いることは史上初である。

 イースタンカンファレンスでは、昨シーズンの王者マイアミ・ヒート(Miami Heat)は26勝26敗のカンファレンス8位と苦しんでいるが、復調しつつあるシャキール・オニール(Shaquille O’Neal)とドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)のコンビによる活躍が期待される。

(順位・成績は、2007年2月16日時点)

 写真は、ミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)戦でのノビツキー(2007年2月13日撮影)。(c)AFP/Getty Images Jonathan Daniel