【東京 18日 AFP】オーストラリア人ジャーナリスト、ベン・ヒルズ(Ben Hills)氏は17日、日本の皇室を題材とした著書「プリンセス・マサコ(Princess Masako: Prisoner of the Chrysanthemum Throne)」の内容に誤りがあるとした宮内庁の抗議について反論を行った。

 講談社は15日、ヒルズ氏が内容に間違いがあったことを公に認めず、謝罪をしないことを理由に、3月に予定していた同書の日本語訳の出版計画を取りやめると発表している。これについて、ヒルズ氏はAFPの取材に対し、日本政府が圧力をかけていると批判した。

 ヒルズ氏は、「日本の出版社3社がこの本の出版を希望しており、日本国民は皇太子妃に何が起こっているのかを知る権利があると考えている」と述べ、謝罪はしないが、幾つかのささいな間違いがあったことは認め、日本語版では修正されるとした。

「日本政府のやっていることは検閲だ。これはミャンマーや北朝鮮がやっていることと同じで、先進国では全く認められない」と述べた。

 写真は東京・元赤坂の東宮御所での皇太子さま、愛子さまと散策を楽しまれる雅子さま(2006年11月24日撮影)。(c)AFP/IMPERIAL HOUSEHOLD AGENCY