【バグダッド/イラク 17日 AFP】厳重警戒区域グリーンゾーン(Green Zone)にある在イラク米大使館のLou Fintor報道官は17日、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官がバグダッド(Baghdad)を訪問中であることを明らかにした。

 ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush )米大統領が打ち出した2万1500の増派に反対する決議が下院で採択されて翌日、ライス長官がバグダッドを訪問する形となった。この決議は、ブッシュ大統領にとっては痛手となった。今後、この決議は上院に移され、審議が行われる。

 イラクでは宗派間抗争が絶えず、2006年には3万4400人が死亡したとされる。現在、バグダッドでは、武装勢力掃討作戦が開始されている。16日には、イラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相はブッシュ大統領に対して「掃討作戦は初期段階での成功している」と報告。宗派を問わず違法組織は処罰する方針を伝えた。マリキ首相と米イラク両軍が設定した多くの目標を順調に達成している状況にあるという。

 写真は13日、ワシントンD.C.の国務省で記者会見を行うライス長官。(c)AFP/PAUL J. RICHARDS