<第57回ベルリン国際映画祭>ジャック・リヴェット最新作「Ne touchez pas la hache」上映 - ドイツ
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【ベルリン/ドイツ 17日 AFP】8日から18日まで開催される、第57回ベルリン国際映画祭(The 57th Berlin International Film Festival、Berlinale)で15日、フランス/イタリア合作映画「Ne touchez pas la hache(英題:Don’t Touch The Axe)」の上映会&フォトコールが行われた。
■バルザックの小説を原作に
ヌーベルバーグを代表する監督の一人、ジャック・リヴェット(Jacques Rivette)による同作品は、仏作家バルザック(Honore de Balzac)の小説を基に、19世紀を舞台にしたダークなロマンス映画。
俳優ギョーム・ドパルデュー(Guillaume Depardieu)と女優ジャンヌ・バリバール(Jeanne Balibar)が主演を務め、コンペティション部門に出品されている。
1991年のヒット作「美しき諍い女(La Belle Noiseuse)」でもバルザックの小説にインスパイアされたリヴェット監督は、米国出身の作家ヘンリー・ジェイムズ(Henry James)の作品をテーマに実りの無い試みを行った後、バルザックというフランスを代表する作家が最後のより所になったと語った。
■容易には進まなかったプロジェクト
「始めはジャンヌとギョームを主役に、現代劇をやるつもりだったんだ。しかし、そのプロジェクトに興味を示した人は誰一人としていなかった」プレス上映会の後、リヴェット監督は記者を前にこう語った。
「でもどうしてもこの2人の役者で映画を作りたかったから、別のストーリーで試してみた。ヘンリー・ジェイムズの名が頭に浮かんで、時間と労力を費やしてみたのだけれども、それもうまくいかなかった。そこでバルザックを思いつき、ストーリーを書き始めたら、素晴らしいものを3晩で完成させてしまったんだよ」78歳のリヴェット監督は、冗談を交えて言う。
原作の「ランジェ公爵夫人(La Duchesse de Langeais)」は、自らの地位を危険にさらしたくないために、かつての恋人である将校に思わせぶりな態度をとるランジェ公爵夫人と、その将校の関係を描いたもの。
「狂気の愛(L’Amour Fou、1969)」や「彼女たちの舞台(La Bande des Quatre、1988)」などを撮ってきた同監督の新作が、原作に忠実に、古い言葉や帝国時代の衣装が使われた歴史ドラマであったことは評論家らを驚かせた。
「これは愛の決闘だ」2人の妨げられた情熱をリヴェット監督はこう評す。
同作品には又、いつまでも若々しい俳優ミッシェル・ピッコリ(Michel Piccoli)も脇役で出演している。
4本のフランス映画が出品されているコンペ部門では、22の作品が最高賞である金熊賞(Golden Bear)を狙う。
写真はフォトコールに登場したジャック・リヴェット監督。(c)AFP/DDP/MARCUS BRANDT
■バルザックの小説を原作に
ヌーベルバーグを代表する監督の一人、ジャック・リヴェット(Jacques Rivette)による同作品は、仏作家バルザック(Honore de Balzac)の小説を基に、19世紀を舞台にしたダークなロマンス映画。
俳優ギョーム・ドパルデュー(Guillaume Depardieu)と女優ジャンヌ・バリバール(Jeanne Balibar)が主演を務め、コンペティション部門に出品されている。
1991年のヒット作「美しき諍い女(La Belle Noiseuse)」でもバルザックの小説にインスパイアされたリヴェット監督は、米国出身の作家ヘンリー・ジェイムズ(Henry James)の作品をテーマに実りの無い試みを行った後、バルザックというフランスを代表する作家が最後のより所になったと語った。
■容易には進まなかったプロジェクト
「始めはジャンヌとギョームを主役に、現代劇をやるつもりだったんだ。しかし、そのプロジェクトに興味を示した人は誰一人としていなかった」プレス上映会の後、リヴェット監督は記者を前にこう語った。
「でもどうしてもこの2人の役者で映画を作りたかったから、別のストーリーで試してみた。ヘンリー・ジェイムズの名が頭に浮かんで、時間と労力を費やしてみたのだけれども、それもうまくいかなかった。そこでバルザックを思いつき、ストーリーを書き始めたら、素晴らしいものを3晩で完成させてしまったんだよ」78歳のリヴェット監督は、冗談を交えて言う。
原作の「ランジェ公爵夫人(La Duchesse de Langeais)」は、自らの地位を危険にさらしたくないために、かつての恋人である将校に思わせぶりな態度をとるランジェ公爵夫人と、その将校の関係を描いたもの。
「狂気の愛(L’Amour Fou、1969)」や「彼女たちの舞台(La Bande des Quatre、1988)」などを撮ってきた同監督の新作が、原作に忠実に、古い言葉や帝国時代の衣装が使われた歴史ドラマであったことは評論家らを驚かせた。
「これは愛の決闘だ」2人の妨げられた情熱をリヴェット監督はこう評す。
同作品には又、いつまでも若々しい俳優ミッシェル・ピッコリ(Michel Piccoli)も脇役で出演している。
4本のフランス映画が出品されているコンペ部門では、22の作品が最高賞である金熊賞(Golden Bear)を狙う。
写真はフォトコールに登場したジャック・リヴェット監督。(c)AFP/DDP/MARCUS BRANDT