【マドリード/スペイン 16日 AFP】2004年3月11日に発生した鉄道爆破テロ事件の公判が15日、マドリードの裁判所で始まった。事件の首謀者とされる4人中の1人で、出廷したサエド・アフメド(Rabei Ousmane Sayed Ahmed)被告(別名「Mohammed the Egyptian」)は、犯行への関与を全面否認した。

 ひげを伸ばし、ベージュのジャケットに黒の上着姿で出廷した同被告は、冒頭陳述で「(テロ事件を)非難する」と証言し、すべての容疑を否認。自身の弁護士2人に対してさえ一切の証拠提出を拒んだ。  

 191人が犠牲となった同事件では、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)との関係が疑われる容疑者29人が逮捕、訴追されている。裁判はアルカイダ関連としては欧州で最大規模のものとなっている。

 写真は同日、マドリードの裁判所で被告席に座るサエド・アフメド被告(中央)。(c)AFP/JUANJO MARTIN