【アンマン/ヨルダン 14日 AFP】中東歴訪中のウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領は13日、ヨルダンの首都アンマン(Amman)で記者会見し、イラク、アフガニスタン両国における軍事予算や、欧州におけるミサイル防衛システム関連予算を米議会から引き出すために「ロシアを脅威に仕立て上げている」として米政府を非難した。

 プーチン大統領はロシア政府の姿勢を「広範な課題に関して10年以上にわたり、国際社会の意見に耳を傾けた」と強調。「穏健かつ寛容に物事に対処してきたロシアが誤解されているように感じる」と米国に対する不満を表明した。

 同大統領は「(ロシアを)自国の脅威とする米国の見方」を否定し、「ロシアの脅威など存在せず」、「アフガニスタン、イラク、欧州のミサイル防衛システムのいずれともロシアは無関係だ」と断言した。

 ヨルダンへ到着したプーチン大統領は、同国のアブドラ・ビン・フセイン(King Abdullah II)国王、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長の両首脳と相次いで会談している。
  
 写真は同日、アンマンのヨルダン王室墓所を訪れ、花輪贈呈式に臨むプーチン大統領。(c)AFP/ITAR-TASS/PRESIDENTIAL PRESS SERVICE