【サンフランシスコ/米国 12日 AFP】米コンピューター大手、アップル(Apple)は12日、米映画会社、ライオンズ・ゲート(Lions Gate Entertainment)との提携を発表した。この提携によって携帯音楽プレーヤーiTunesで視聴可能な映画は400タイトルを超える見込みだ。

 現在、デジタル形式のダウンロードが可能な「ターミネーター2(Terminator Two)」、「L.A.ストーリー(LA Story)」などの映画に加え、数週間後にはライオンズ・ゲートが所有する「トータル・リコール(Total Recall)」、「チョコレート(Monster's Ball)」、「ブラジルから来た少年(The Boys From Brazil)」などの有名作品、150タイトルが視聴可能となる。

 「わが社の人気映画をiTunesで配信できるのは喜ばしい。将来的には、配信できる映画本数をもっと増やしたい」とスティーブ・ビークス(Steve Beeks)ライオンズ・ゲート社長は語る。

 エディー・キュー(Eddy Cue)アップル副社長も
「現在、オンライン映画配信サービスとしては世界最大のiTunes Storeに、ハリウッド(Hollywood)独立系映画大手、ライオンズ・ゲートの一連の作品が加わることに興奮を覚える」と喜ぶ。

■ 第五世代 iPodsで豊富な音楽と映画の視聴が可能に

 カリフォルニア(California)州クパティーノ(Cupertino)を拠点とするアップルが、iTunesでの映画配信を開始したのは2006年9月。当時の配信作品は、ウォルト・ディズニー(Walt Disney Company)、ディズニー傘下のピクサー・アニメーション・スタジオ(Pixar)、タッチストーン・ピクチャーズ(Touchstone)、ミラマックス(Miramax)の作品に限られていた。

 iTunesで購入、ダウンロードした映画は、PC画面や第五世代 iPods、AppleTVに接続したテレビ画面などで楽しむことができる。iTunes用映画タイトルのほとんどが9.99ドル(約1200円)でダウンロードできる。映画のほかにもiTunes Storeでは、音楽400万曲、テレビ番組350本を提供している

 ディズニーが昨年、ピクサーを買収した際、アップルのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)CEOはピクサーの筆頭株主となりピクサー役員に就任している。

 写真は、2006年9月12日サンフランシスコで開催されたイベントで、映画ダウンロードについて説明するアップルの最高経営責任者(CEO)スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏。(c)AFP/Justin Sullivan