早稲田大学の調査チーム エジプト中王国時代の棺を発掘 - エジプト
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【カイロ/エジプト 11日 AFP】早稲田大学の調査チームが、未だ謎に包まれているエジプト中王国時代2つの棺を含む合計3つの木製の棺を発見したことが10日、明らかになった。この3つの木棺は、カイロ南部にあるサッカラで発見されたと考古最高評議会(Supreme Council of Antiquites)のザヒ・ハワス事務局長(Zahi Hawass)が発表した。この発見について調査チーム隊長の吉村作治(Sakuji Yoshimura)教授は、「中王国時代の2つの棺が発見されたことはとても意義のあることです。」と語った。
サッカラのピラミッド群は紀元前2700年に遡るもので、最古のピラミッドと言われるジェセル王(King Zoser)の階段状ピラミッドなどがあり、約3000年後の古代ローマの時代まで使用されてきたとされる。広大なこの墓地遺跡では、古王国、新王国時代の出土品は数々発見されているが、紀元前2000年前後の中王国時代の物はほとんど見つかっていなかった。
発見された中王国時代の棺のうちの1つは、Sabak Hatabという人を奉ったもので、黒ガラスが埋め込まれており、明るい装飾の施された外棺の中から発見された。もう一方の棺はSint Ayt Essという女性のものであった。新王国時代の第18王朝時代のものとされる3つ目の棺は、ホルス神の4人の息子が描かれた黒い棺で、中にはミイラが存在した。
早稲田大学の調査チームは、エジプトやポーランド、イタリア、ドイツ、フランスの調査チームに比べ、比較的遅い1990年代後半からこの地域の調査を開始していた。
写真は、発見された新王国時代の棺(撮影日時不明)。(c)AFP/HO
サッカラのピラミッド群は紀元前2700年に遡るもので、最古のピラミッドと言われるジェセル王(King Zoser)の階段状ピラミッドなどがあり、約3000年後の古代ローマの時代まで使用されてきたとされる。広大なこの墓地遺跡では、古王国、新王国時代の出土品は数々発見されているが、紀元前2000年前後の中王国時代の物はほとんど見つかっていなかった。
発見された中王国時代の棺のうちの1つは、Sabak Hatabという人を奉ったもので、黒ガラスが埋め込まれており、明るい装飾の施された外棺の中から発見された。もう一方の棺はSint Ayt Essという女性のものであった。新王国時代の第18王朝時代のものとされる3つ目の棺は、ホルス神の4人の息子が描かれた黒い棺で、中にはミイラが存在した。
早稲田大学の調査チームは、エジプトやポーランド、イタリア、ドイツ、フランスの調査チームに比べ、比較的遅い1990年代後半からこの地域の調査を開始していた。
写真は、発見された新王国時代の棺(撮影日時不明)。(c)AFP/HO