「料理は違いを乗り越える」、世界の有名シェフがモナコに集結 - モナコ
このニュースをシェア
【モナコ 10日 AFP】世界有数のレストランから、80人あまりのシェフがモナコに集結している。現代フランス料理を創始したといわれる著名シェフ、ポール・ボキューズ(Paul Bocuse)氏の81歳の誕生日を祝うためだ。
「料理の“ダボス”だ」
ボキューズは今回の集いを、スイスのダボス(Davos)で開催される世界経済フォーラムになぞらえた。
オーストラリアからギョーム・ブラヒミ(Guillaume Brahimi)氏、フランスからはAnne-Sophie Pic氏、イタリアからGualterio Marchesi氏、米国からはCharlie Trotter氏とXavier Salomon氏、そして日本からは辻調理師専門学校校長の辻芳樹氏も参加した。
■料理人は「違いを乗り越える同志」
「この集いは、料理が民族や政治、信仰の違い、紛争のすべてをも超えるものであることを示している。料理とは強固な専門分野で、そこに携わる人々は違いを乗り越えることのできる同志だ」
モナコのレストラン「ルイ15世」(the Louis XV)をはじめ、数多くのレストランを経営するフランスのアラン・デュカス(Alain Ducasse)氏は語った。
なお、今回のイベントはフランス・リビエラ海岸(French Riviera)にセレブ向けのカジノ、ホテル、レストランを経営する団体の主催によるもので、特別料理などもふるまわれたという。
ボキューズ氏の世界的名声は、リヨン(Lyon)近郊にある同氏の父親のカフェを、三つ星レストラン「オーベルジュ・ドゥ・コロンジュ・オー・モン・ドール」(L’Auberge de Collonges au Mont D’Or)に押し上げたことに始まる。
写真は10日、モンテカルロ(Monte-Carlo)の「ホテル・ド・パリ」(Hotel de Paris)の厨房(ちゅうぼう)に集まったボキューズ氏(中央)、デュカス氏(右)ら。(c)AFP/ERIC ESTRADE
「料理の“ダボス”だ」
ボキューズは今回の集いを、スイスのダボス(Davos)で開催される世界経済フォーラムになぞらえた。
オーストラリアからギョーム・ブラヒミ(Guillaume Brahimi)氏、フランスからはAnne-Sophie Pic氏、イタリアからGualterio Marchesi氏、米国からはCharlie Trotter氏とXavier Salomon氏、そして日本からは辻調理師専門学校校長の辻芳樹氏も参加した。
■料理人は「違いを乗り越える同志」
「この集いは、料理が民族や政治、信仰の違い、紛争のすべてをも超えるものであることを示している。料理とは強固な専門分野で、そこに携わる人々は違いを乗り越えることのできる同志だ」
モナコのレストラン「ルイ15世」(the Louis XV)をはじめ、数多くのレストランを経営するフランスのアラン・デュカス(Alain Ducasse)氏は語った。
なお、今回のイベントはフランス・リビエラ海岸(French Riviera)にセレブ向けのカジノ、ホテル、レストランを経営する団体の主催によるもので、特別料理などもふるまわれたという。
ボキューズ氏の世界的名声は、リヨン(Lyon)近郊にある同氏の父親のカフェを、三つ星レストラン「オーベルジュ・ドゥ・コロンジュ・オー・モン・ドール」(L’Auberge de Collonges au Mont D’Or)に押し上げたことに始まる。
写真は10日、モンテカルロ(Monte-Carlo)の「ホテル・ド・パリ」(Hotel de Paris)の厨房(ちゅうぼう)に集まったボキューズ氏(中央)、デュカス氏(右)ら。(c)AFP/ERIC ESTRADE