【ミュンヘン/ドイツ 10日 AFP】アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は10日、第43回「ミュンヘン安全保障会議(Munich Conference on Security Policy)」で演説を行い、国際社会の要求を無条件で受け入れなければさらに孤立を深めることになるとイランに警告した。
 メルケル首相はさらにイランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領が、「イスラエルを地図上から消し去る」と発言したことについて批判し、「われわれは断じて受け入れられない」と述べた。

 イランは国連安保理が2006年12月23日に採択したウラン濃縮停止を求める制裁決議を拒否している。民生用核燃料の生産に必要なウラン濃縮に使用する遠心分離機は、核兵器の製造につなげることができるが、イランは核開発を否定している。

 イラン核交渉責任者、アリ・ラリジャニ(Ali Larijani)最高安全保障委員会(SNSC)事務局長は11日にも、ミュンヘン安全保障会議で演説を行う予定となっている。

 写真は同日、ドイツのフランツ・ヨゼフ・ユング(Franz Josef Jung)国防相(左)、ロシアのセルゲイ・イワノフ(Sergei Ivanov)国防相(右)と言葉を交わすメルケル首相。(c)AFP/OLIVER LANG