正統派ユダヤ教徒の女性、弾圧へと立ち向かう - イスラエル
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【エルサレム/イスラエル 11日 AFP】2004年のある夏の蒸し暑い日、バスの車内でユダヤ人強硬派らが、1人の女性乗客に対して車内後方に移動するよう命じた。ただ選んだ相手が悪かった。彼らが命令した女性というのは、フェミニスト作家のNaomi Ragen氏だったのだ。
「言ってやったの。すいませんが、この席に私が座ってはいけないという条文が、ユダヤ法のどこに書いてあるのか、ちゃんと示してくれたら、ここをどきますよ。それまでは、私の目の前から消えなさい、とね。そうしたら、バスに乗っている間、えんえんと侮辱され続けたの」ニューヨーク(New York)生まれのRagen氏は遠慮のない口調で、当時をこう振り返る。
Ragen氏はユダヤ教超正統派(Haredi)に残る女性への圧力に不満を募らせて、9年前にユダヤ教正統派へと移ったのだ。
先週、運輸省と、路線バスを運営しているEgged Bus Cooperativeを相手取って訴訟を起こし、女性乗客に対して、バスの後方への移動を命じるなど性差別を行っている30路線の廃止を要求した。
このような女性差別がある路線の運行が開始されたのは、約10年前。超正統派教徒がが、この会社のバスへの乗車を拒否し財政上の打撃を与えると脅迫、こうしたバス路線の導入を強要した経緯がある。
Ragen氏ほか4人の女性らは、黒いコートをまとった強硬派から言葉や肉体的な暴力を受けたと訴えており、徐々に社会に広がりつつある過激な思想に対抗している。
写真はエルサレム(Jerusalem)で4日、バスの中で祈りをささげる超正統派ユダヤ教の男性乗客。(c)AFP/GALI TIBBON
「言ってやったの。すいませんが、この席に私が座ってはいけないという条文が、ユダヤ法のどこに書いてあるのか、ちゃんと示してくれたら、ここをどきますよ。それまでは、私の目の前から消えなさい、とね。そうしたら、バスに乗っている間、えんえんと侮辱され続けたの」ニューヨーク(New York)生まれのRagen氏は遠慮のない口調で、当時をこう振り返る。
Ragen氏はユダヤ教超正統派(Haredi)に残る女性への圧力に不満を募らせて、9年前にユダヤ教正統派へと移ったのだ。
先週、運輸省と、路線バスを運営しているEgged Bus Cooperativeを相手取って訴訟を起こし、女性乗客に対して、バスの後方への移動を命じるなど性差別を行っている30路線の廃止を要求した。
このような女性差別がある路線の運行が開始されたのは、約10年前。超正統派教徒がが、この会社のバスへの乗車を拒否し財政上の打撃を与えると脅迫、こうしたバス路線の導入を強要した経緯がある。
Ragen氏ほか4人の女性らは、黒いコートをまとった強硬派から言葉や肉体的な暴力を受けたと訴えており、徐々に社会に広がりつつある過激な思想に対抗している。
写真はエルサレム(Jerusalem)で4日、バスの中で祈りをささげる超正統派ユダヤ教の男性乗客。(c)AFP/GALI TIBBON