【パリ/フランス 9日 AFP】世界的に有名な英国人指揮者、ジョン・エリオット・ガーディナー(John Eliot Gardiner)への、パリ市が主催するトリビュート公演で、ガーディナーは18世紀の作曲家、ジャン=フィリップ・ラモー(Jean-Philippe Rameau)の作品の指揮をとる。

  Cite de la Musiqueは、15歳からこの道に入った現在63歳の同指揮者に捧げた、コンサート、映画、会議を中心にしたイベントを10日から15日にかけて行う。ここでガーディナーは自身の初期のバロック作品に、ズールーの打楽器を加えたエキゾチックなコンサートを開催する。

 その後ガーディナーは、16日と17日の2日間、クラシックの殿堂サル・プレイエル(Salle Pleyel)でラモーの「Castor et Pollux」を披露する。

 ガーディナーが、自身お気に入りのラモーの作品で指揮をとるのは約25年ぶりである。

 クラシックラジオ局、 France Musiqueは19日終日、過去40年に渡りモンテヴェルディ合唱団(Monteverdi Choir、1964年創設)とEnglish Baroque Soloists(1978年創設)を率い、何度も英仏を行き来しているガーディナーの特集を組む予定。

 ガーディナーとフランスの歴史は古く、彼がパリで学んだ20年後である、1983年から88年まではリヨン・オペラ(Lyon Opera)の音楽監督を務めている。

 ラモーのコンサートには南アフリカから若者の音楽団、Buskaid Soweto String Ensembleがゲストとして招かれている。

 ガーディナーは次のシーズンでパリに戻り、自身のオーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団(Orchestre Revolutionnaire et Romantique)と共に、ジョルジュ・ビゼー(Georges Bizet)の作品「カルメン(Carmen)」の古代楽器を交えたリメイク版をオペラ・コミック座(Theatre de l'Opera Comique)で上演する。

 写真は2005年5月4日、ドイツで会見に出席した際のジョン・エリオット・ガーディナー。(c)AFP/DDP/SEBASTIAN WILLNOW