【パリ/フランス 10日 AFP】フランスのラグジュアリーブランド、エルメス(HERMES)の06年度売り上げは前年より6.1%上昇という結果に落ち着いた。日本の景気状況次第では、07年度は一層の成長が見込まれるという。また毎年2、3店舗を新規オープンしている中国への進出にも更なる力を注ぐという。

■日本市場が売り上げの重要ポイント

 2006年度の総売上げは、前年比6.1%アップの15億1800万ユーロ(2390億円)。第4四半期(10~12月期)における、香水部門とテーブルウェア部門をはじめとした企業全体の売り上げが今回の数字へと繋がった。

 同社の最高責任者は、AFPの記者に対して「未だに予測は困難ですが、日本市場の状況によっては8.0から10.0%の上昇が期待できます」と語る。午前の株式市場におけるエルメス社の占有率は0.32%上昇し、93.30ユーロ(約1万5000円)での取引となった。

 2006年度の売り上げは、本国フランスで8.0%、ヨーロッパ全体で15.0%、日本を含むアジアで5.0%。アメリカでは好調に8.0%の成長を記録した。

 06年度は全世界で26店舗を新規オープン。今年は、米国と中国を中心に20店舗の新規展開を予定している。写真は2006年11月13日、フランス・パリにて撮影。エルメスグループのパトリック・トマ(Patrick Thomas)CEO。(c)AFP/OLIVIER LABAN-MATTEI