発砲のライアン・オニール 事件をめぐり息子と言い争う 米国
このニュースをシェア
【ロサンゼルス/米国 8日 AFP】1970年のアカデミー賞(Academy Awards)受賞作「ある愛の詩(Love Story)」に主演した俳優のライアン・オニール(Ryan O’Neal)容疑者と息子のグリフィン(Griffin)さんが7日、それぞれの弁護士を通して激しい言い争いを繰り広げた。2人はけんかを発端に起きたライアンの発砲、逮捕の一件をお互いの責任だと非難した。
グリフィンさんと妊娠中の恋人、ジョアンナ・ベリー(Joanna Berry)さんは7日朝、記者会見を開いた。この会見に同席した有名弁護士のグロリア・オールレッド(Gloria Allred)氏は、ライアン容疑者が主張する事件の原因に異議を申し立てる声明書を読み上げた。
3日早朝、マリブにあるライアン容疑者の自宅に駆けつけた警察は、暴行と発砲の容疑でライアンを逮捕した。
65歳のライアン容疑者は、42歳のグリフィンさんが火かき棒で襲ってきたため、威嚇するために空中に発砲したという。また、ベリーさんの傷については、グリフィンさんが誤って負わせたものだと述べた。
しかし、ライアン容疑者のこの発言に対し、会見で2人からオールレッド氏の声明書を通して異義が唱えられた。
「ベリーとグリフィンが負った傷がライアンの自己防衛の結果であるとする主張を、我々は猛烈に拒絶しているという点は留意しなければならない」
来月出産予定のベリーさんは目の上を8針を縫った他、角膜損傷、鼻骨骨折のけがもしている。
ライアン容疑者の弁護士、マーク・ワークスマン(Mark Werksman)氏はすぐに声明書で反論した。
「ライアンは自らの息子により自身が所有する火かき棒で襲われた被害者である。グリフィンが家族の悲劇を公の見世物にしようとしていることは残念だ」
このけんかは薬物問題で現在治療を受けているライアン容疑者の別の息子、レッドモンド(Redmond)さんをめぐる口論から発生したものであるとワークスマン氏は述べた。
これまでのグリフィンさんとライアン容疑者の関係は不穏なものだった。1983年にもグリフィンさんとのけんかで、ライアン容疑者の家に警察が呼ばれたことがあったとロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)紙は報じた。このけんかでライアン容疑者はグリフィンさんの2本の歯を折ったという。
グリフィンさんは過去にも警察がらみの問題を起こしており、1986年に映画監督フランシス・フォード・コッポラ(Francis Ford Coppola)氏の息子、Gian-Carloさんが亡くなった事故で有罪となっている。
写真は逮捕後のライアン・オニール容疑者。(c)AFP/Los Angeles County Sheriff’s Department/HO