【オストラバ/チェコ 8日 AFP】男子テニス・デビスカップ(2007 Davis Cup)、ワールドグループ2007・1回戦で対戦するチェコと米国の両チームが記者会見を行い、意気込みを語った。

■米国、勝利に絶対の自信

 米国の監督を務めるパトリック・マッケンロー氏(Patrick McEnroe)は、チェコとの対戦で10年振りとなるクレーコートでの勝利に自信を見せた。

 マッケンロー監督は、世界ランキング10位以内に入るアンディ・ロディック(Andy Roddick)とジェームス・ブレーク(James Blake)、またダブルスの世界ランキング1位のボブ・ブライアン(Bob Bryan)とマイク・ブライアン(Mike Bryan)に期待をかけている。

 シングルス第1戦でロディックは世界ランキング160位で大会初出場のイボ・ミナール(Ivo Minar)と対戦し、世界ランキング6位のブレークは世界ランク12位のトマス・ベルディハ(Tomas Berdych)とシングルス第2戦で対戦。ダブルスのブライアン組は、コンビを組んでまだ日が浅いルーカス・ドロウヒー(Lukas Dlouhy)/パベル・ビズネル(Pavel Vizner)組と10日に対戦する。11日には再びロディックがベルディハと、ブレークはミナールと対戦する。

 「この対戦カードは私たちにとっていい組み合わせだ。」と自信を覗かせたマッケンロー監督は、「アンディが最初にプレーする事で、(米国での試合に出場していて現地入りが遅れた)ジェームスの回復時間を多く取れる。昨日、ジェームスは数時間の練習を行ったが、後からのスタートの方が良いと判断した」とブレークを第2戦に配置した理由を説明した。

 会見に出席したロデックは、初戦のミナールとの対戦について「以前、彼のプレーを見た事がある。とても攻撃的なプレーで、ボールを力強く放つんだ。彼はタフだと思うけど準備はできている」と既に研究済みである事を明かし、「この大会前は時間が無かったし、まだシーズン序盤という事もあって調子を上げようと悪循環に陥る可能性がある事は分かっている。でもフルセットを戦える体力は充分にあるよ」と試合に対し自信を覗かせた。

 また、同じく会見に出席したブレークも「ここ最近うまくプレーが出来ているので自信はある。デビスカップに向けてアドレナリンが出ているし、この試合に出場できることに興奮している」と試合へ向けて抱負を語った。

■好調ベルディハは、チェコに勝利を呼び込むか?

 一方でチェコは、好調なベルディハがチームを率いて強敵米国を混乱させる事を期待している。

 チェコのJaroslav Navratil監督は、当初はベルディハを初戦に持ってきて勝利を呼び込むつもりではあったが、「これは表か裏かって事だよ。簡単に言えば、最初にイボがプレーして、今後の事はそれから決める。少なくともロディックとの対戦は難しいものとなるだろう」と話した。

 ブレークに過去2度の敗戦を喫しているがいずれの対戦もハードコートでの試合で接戦だったと話すベルディハは、「今回の対戦は違う点がある。私にとって一番のアドバンテージは、ジェームスが全然慣れていないコートで私自身のプレーができることだ」と勝利への自信を見せた。

対戦表:
・シングルス第1戦
イボ・ミナールvsアンディ・ロディック
・シングルス第2戦
トマス・ベルディハvsジェームス・ブレーク
・ダブルス第1戦
ルーカス・ドロウヒー/パベル・ビズネル組vsボブ・ブライアン/マイク・ブライアン組
・シングルス第3戦
トマス・ベルディハvsアンディ・ロディック
・シングルス第4戦
イボ・ミナールvsジェームス・ブレーク

写真は、記者会見でポーズを取るミナールとロディック(左)。(c)AFP/JOE KLAMAR