パーキンソン病治療に新たな光明、マウスでの実験に成功 - フランス
このニュースをシェア
【パリ/フランス 7日 AFP】米国の研究グループがマウスを使った実験で、パーキンソン病(Parkinson’s disease)に有効な新たな治療方法を発見した。
遺伝子操作によりパーキンソン病を発症したマウスに、一般的な抗パーキンソン薬と、「脳内マリファナ」の分解阻害薬を同時に投与した結果、それまで痙攣やマヒなどの症状があったマウスが15分間ほど普通に動けるようになったという。
研究グループは、カリフォルニア州・スタンフォード大学医療センター(Stanford University Medical Center)のロバート・マレンカ(Robert Malenka)氏とアナトール・クライツァー(Anatol Kreitzer)氏が率いる。研究結果は、8日発行の英国「ネイチャー(Nature)」誌に掲載された。
マレンカ氏は研究結果について次のように語った。
「パーキンソン病の新しい治療法として、導入が可能になるかもしれません。もちろん、実際の導入までには、これからじっくり時間をかけて実験を進める必要があるでしょう。それでも、脳内神経障害を操作する新たな方法を発見したことは確かだと思います」
パーキンソン病は、中脳の黒質にある「ドーパミン」という神経伝達物質が減ってしまうことが原因と考えられている。ドーパミンが減ると、大脳の線条体に十分なドーパミンが送られなくなり、その結果として体の動きが不自由になる。今回、2種類の薬物を同時投与した結果、ドーパミンの欠如を補うような効果が得られたものと考えられる。
写真は、医療実検に使われるマウス。(c)AFP/Peter PARKS
遺伝子操作によりパーキンソン病を発症したマウスに、一般的な抗パーキンソン薬と、「脳内マリファナ」の分解阻害薬を同時に投与した結果、それまで痙攣やマヒなどの症状があったマウスが15分間ほど普通に動けるようになったという。
研究グループは、カリフォルニア州・スタンフォード大学医療センター(Stanford University Medical Center)のロバート・マレンカ(Robert Malenka)氏とアナトール・クライツァー(Anatol Kreitzer)氏が率いる。研究結果は、8日発行の英国「ネイチャー(Nature)」誌に掲載された。
マレンカ氏は研究結果について次のように語った。
「パーキンソン病の新しい治療法として、導入が可能になるかもしれません。もちろん、実際の導入までには、これからじっくり時間をかけて実験を進める必要があるでしょう。それでも、脳内神経障害を操作する新たな方法を発見したことは確かだと思います」
パーキンソン病は、中脳の黒質にある「ドーパミン」という神経伝達物質が減ってしまうことが原因と考えられている。ドーパミンが減ると、大脳の線条体に十分なドーパミンが送られなくなり、その結果として体の動きが不自由になる。今回、2種類の薬物を同時投与した結果、ドーパミンの欠如を補うような効果が得られたものと考えられる。
写真は、医療実検に使われるマウス。(c)AFP/Peter PARKS