道路横断するのもコツがある - ベトナム
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【ハノイ/ベトナム 8日 AFP】ベトナムを初めて訪れた人の中には、道路を横断したくとも絶え間なく続くオートバイの流れに、渡るにも渡れなかったという経験をした人も少なくはない。
クラクションを鳴らしながら、鉄やプラスチックの部品でできた一群が、雪崩のごとく通り過ぎる様を、ベトナム初心者は恐れと興味のまなざしで見送るしかない。この光景はベトナムの象徴ともなっている。
スクーターの大群は、互いを交わしながら、すき間を見つけては縫うように進んでいく。携帯電話でメールを送りながら運転する者もいる。
一家4人を乗せたホンダのスクーター。大きな家具を乗せて走っているのもある。荷台いっぱいに花を積んだ自転車をこぐ竹製の帽子をかぶった女性。カメラをぶらさげた観光客を乗せたシクロ。それらが皆、混乱の中を突き進んでいく。
そんな状況では、交通整理をする警官もたまったものではない。笛を吹き鳴らしながらも、ひかれないように注意を払うので精いっぱいである。たまには、交通違反を現行犯で罰金を徴収することもある。
厚かましい運転手の中には、信号や一方通行標識はひとつの「提案」としか思ってない者や、渋滞時には、歩道を抜け道と思っている者さえいる。交通事情が悪い都市の中でも、ベトナムのそれは特に目を見張るものがある。
そこで、ベトナムの交通事情に腰が引けている歩行者に朗報がる。長年ベトナムの交通事情を写真に収め続けているオランダの写真家ハンズ・ケンプ(Hans Kemp)氏のアドバイスが役に立つ。
ケンプ氏いわく「交通の流れを川の流れに見立てればいい」のである。
「あまり早く進まないこと、決して立ち止まらないこと、車などに自分の周りを流れさせればいい」とケンプ氏は語る。
「歩道から踏み出さなければ、一生道に渡れない」
ケンプ氏は、スクーターを「ベトナム経済を支える柱」と考えている。何百時間を費やしてベトナムの交通事情を納めてきた。彼の写真集「Bikes of Burden」である。
彼の写真に納められた光景には、異様なほどスクーターに山積みされた、タイヤ、便器、ビールだる、無数の盆栽、数知れぬ生きたアヒルなどさまざま。中にはレストランに配達される犬や、スクーターに乗せられたサメなど、かわいそうなものや不思議な写真も少なくない。
写真は、プラスチック製品を積んだバイクを運転する男性。(c) AFP PHOTO/HOANG DINH Nam
クラクションを鳴らしながら、鉄やプラスチックの部品でできた一群が、雪崩のごとく通り過ぎる様を、ベトナム初心者は恐れと興味のまなざしで見送るしかない。この光景はベトナムの象徴ともなっている。
スクーターの大群は、互いを交わしながら、すき間を見つけては縫うように進んでいく。携帯電話でメールを送りながら運転する者もいる。
一家4人を乗せたホンダのスクーター。大きな家具を乗せて走っているのもある。荷台いっぱいに花を積んだ自転車をこぐ竹製の帽子をかぶった女性。カメラをぶらさげた観光客を乗せたシクロ。それらが皆、混乱の中を突き進んでいく。
そんな状況では、交通整理をする警官もたまったものではない。笛を吹き鳴らしながらも、ひかれないように注意を払うので精いっぱいである。たまには、交通違反を現行犯で罰金を徴収することもある。
厚かましい運転手の中には、信号や一方通行標識はひとつの「提案」としか思ってない者や、渋滞時には、歩道を抜け道と思っている者さえいる。交通事情が悪い都市の中でも、ベトナムのそれは特に目を見張るものがある。
そこで、ベトナムの交通事情に腰が引けている歩行者に朗報がる。長年ベトナムの交通事情を写真に収め続けているオランダの写真家ハンズ・ケンプ(Hans Kemp)氏のアドバイスが役に立つ。
ケンプ氏いわく「交通の流れを川の流れに見立てればいい」のである。
「あまり早く進まないこと、決して立ち止まらないこと、車などに自分の周りを流れさせればいい」とケンプ氏は語る。
「歩道から踏み出さなければ、一生道に渡れない」
ケンプ氏は、スクーターを「ベトナム経済を支える柱」と考えている。何百時間を費やしてベトナムの交通事情を納めてきた。彼の写真集「Bikes of Burden」である。
彼の写真に納められた光景には、異様なほどスクーターに山積みされた、タイヤ、便器、ビールだる、無数の盆栽、数知れぬ生きたアヒルなどさまざま。中にはレストランに配達される犬や、スクーターに乗せられたサメなど、かわいそうなものや不思議な写真も少なくない。
写真は、プラスチック製品を積んだバイクを運転する男性。(c) AFP PHOTO/HOANG DINH Nam