【サヌア/イエメン 8日 AFP】死刑執行から40日目となる7日、故サダム・フセイン(Saddam Hussein)イラク元大統領の追悼式典が実施され、同元大統領の2人の娘を含む数百人が参加した。現地のAFP特派員が伝えた。

 ヨルダンのアンマン(Amman)に在住する故フセイン元大統領の長女ラガド(Raghad)さんと、カタールで母親のSajidaさんと暮らしているとされている末娘のラナ(Rana)さんは式典に出席するため首都サヌア(Sanaa)を訪れたが、Sajidaさんの姿は見られなかった。

 ラガドさんは式典で、刑が執行される2日前の2006年12月28日に、フセイン元大統領の弁護士の1人を通じて送られた同元大統領の最後の手紙の一部を読み上げ、出席した人々は追悼の意を表した。

 Yemeni Kanaan association主催の同式典に 政府関係者たちの出席はなかった。

 写真は同日、式典に臨むラガドさん。(c)AFP/KHALED FAZAA