【大阪 8日 AFP】大阪府警は7日、アフリカゾウの象牙2.8トンの密輸未遂で、2人の男性を逮捕した。

 大阪府警によると、逮捕されたのは商社社長、多田博行容疑者(42)と弟の大助容疑者(28)。マレーシアから韓国を経由して日本に到着した船から今回発見された象牙は、密輸量としては過去最高。

 急速な個体数の減少により、象牙の販売は1989年に特別な事情を除き全面的に禁止された。しかし、東アジアでは印鑑や手工芸品の材料として象牙の人気は根強い。

 象牙の取引に関する審査を行う団体Ivory Trade Review Groupによると、商取引が全面的に禁止される以前の1987年、日本は世界の象牙消費量の22%を占め、香港の36%に次いで世界第2位であった。

 写真は、南アフリカにある世界最大級の野生動物保護区、クルーガー国立公園(Kruger National Park)内建物に保管された象牙(2002年10月30日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER JOE