【北海道 6日 AFP】記録的な暖冬の中、58回目となる毎年恒例の「さっぽろ雪まつり」が6日から12日まで開催されている。

 北海道最大規模で開催される「さっぽろ雪まつり」には、雪と氷でできた彫刻を楽しみに毎年約200万人が訪れる。今年は、高さ15メートルのタイのチャックリー・マハー・プラーサート(Chakri Maha Prasat)宮殿をはじめとして、307基の雪と氷の像が展示される。

 例年にない暖冬とあり、実行委員会スタッフは不安を漏らした。
「暖冬のせいで今年の雪はとても水っぽく、氷や雪の像を造るのが難しいんです。トラック8000台分の雪を市外から調達しました。昨年の2倍にあたる量です」

 気象庁の発表によると、雪まつりの作品制作が始まった1月下旬の札幌の平均気温はマイナス1.8度で、例年より3.1度も高い。

 国連(UN)の「気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)が2日に提出した報告書によれば、温暖化は人為的要因によるものであり、2100年までに地表温度が1.1度から6.4度上昇する恐れがあるという。

 写真は5日、札幌の大通会場に展示されているチャックリー・マハー・プラーサート宮殿。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA