【マドリード/スペイン 5日 AFP】サッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のレアル・マドリード(Real Madrid)の広報ミゲル・アンヘル・アロヨ(Miguel Angel Arroyo)氏は、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で会見を行い「クラブには継続性と安定性が求められている。我々はクラブとしてファビオ・カペッロ(Fabio Capello)監督に絶大なる信頼を置いている。」と語り、解任が噂されていたカペッロ監督への信頼を強調した。

 レアル・マドリードは、4日にホームで行われたリーグ戦第21節で18位に低迷する格下レバンテ(Levante)に0-1で敗れ、早くもシーズン7敗目を喫して4位に転落。試合後にサポーターがカペッロ監督を招聘したラモン・カルデロン(Ramon Calderon)会長の辞任を要求し、スペイン紙が一斉にレアル・マドリードの現状を揶揄する表現で報じるなどチームの動向が注目を集めていた。

 これを受けてスポーツディレクターを務めるプレドラグ・ミヤトヴィッチ(Predrag Mijatovic)氏は、現在クラブを取り巻く危機が一過性のものであるとした上で「首位のバルセロナ(Barcelona)との勝ち点差は5に過ぎず、我々はまだタイトルを獲得する可能性を有しており、状況は次第に良くなるものと楽観している。カペッロ監督はその実績が証明しているように偉大な監督であり、我々フロントは全幅の信頼を置いている。」と語っている。

 また、ミヤトヴィッチ氏はACミラン(AC Milan)に移籍したロナウド(Ronaldo)や、06-07シーズンを最後に米国メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)への移籍が決定しているデビッド・ベッカム(David Beckham)の放出について「我々は新たなサイクルを迎えている。チームは若返りを図る時期にさしかかっており、有望な若手に出場機会を与えなければならない。」と語り、その正当性を訴えている。

 写真は、スペイン国王杯(Copa del Rey 06-07)・5回戦、ベティス(Betis)との第1戦で指揮を執るカペッロ監督(2007年1月11日撮影)。(c)AFP/JOSE LUIS ROCA