【ルガ/セネガル 6日 AFP】アブドゥラエ・ワッド(Abdoulaye Wade)大統領(80)が4日、大統領選に出馬する意向を正式表明し、選挙戦が開始した。ワッド大統領は数万人規模の聴衆を前に出馬意思を明らかにし、「国家を統合する力」としての役割を果たすと誓った。ワッド大統領はアフリカで最も安定した民主制度を誇るセネガルで、大統領職の続投(任期5年)を目指す。一方、社会党(Senegalese Socialist Party)からはOusmane Tanor Dieng第1書記が対抗馬として立候補を表明しており、農業問題、フランスおよびスペイン両国との不法移民対策に関する合意の2点でワッド大統領を批判している。写真はルガ(Louga)で同日、大統領選挙における初の選挙集会で、支持者たちにあいさつするOusmane Tanor Dieng氏。(c)AFP/GEORGES GOBET