【ロンドン/英国 5日 AFP】英政府から国外退去を求められたチャゴス(Chagos)諸島出身の移民の異議申し立てに関する審議が5日、控訴院(Court of Appeal)で開かれた。インド洋チャゴス諸島からの移民に対する国外追放処分には2000年と2006年の過去2回、違法判決が出ている。チャゴス諸島には最南端のディエゴ・ガルシア(Diego Garcia)島に米軍基地があり、1960年代に同基地建設へ向けて島民を移住させるという密約が英米政府間で交わされて以降、住民に対する強制立ち退きが開始された。写真は5日、ロンドンの控訴院に到着したチャゴス諸島移民たち。(c)AFP/CARL DE SOUZA