【ミドルスブラ/英国 3日 AFP】サッカー、イングランド・プレミアリーグ・第26節、ミドルスブラ(Middlesbrough FC)vsアーセナル(Arsenal)。試合は1-1の引き分けに終わり、アーセナルの連勝は3でストップした。

■ミドルスブラに相性の良いエース・アンリがチームを救う

 後半17分にペナルティエリア内でミドルスブラのヤクブ・アイェグベニ(Yakubu Ayegbeni)にファウルを犯したフィリップ・センデロス(Philippe Senderos)が一発退場処分となり、PKで先制を許した上に一人少なくなったアーセナルを救ったのはミドルスブラ戦で無類の強さを発揮するアーセナルの主将ティエリ・アンリ(Thierry Henry)だった。

 後半32分、ミドルスブラ戦ここ7試合で9得点を挙げているアンリは、ボールをキャッチしたGKイェンス・レーマン(Jens Lehmann)からコロ・トゥーレ(Kolo Toure)にボールが渡ると猛然と左サイドを駆け上がり、見事なカウンターから同点ゴールを記録。リーグ戦4試合連続ゴールを挙げて今シーズンの得点数を二桁の10に乗せたアンリは、10人となり窮地に立たされたチームを救った。

■ミドルスブラは数的有利を生かせず今季9勝目ならず

 一方、数的有利を活かし試合を優位に進めたミドルスブラだったが、マーク・ビドゥカ(Mark Viduka)が決定機をことごとくレーマンに阻まれるなど追加点を奪えず、天敵アンリに同点ゴールを許し今季9勝目の白星は次節以降に持ち越しとなった。(c)AFP