【アブダビ/UAE 3日 AFP】FOA(Formula One Administration)のバーニー・エクレストン会長(Bernie Ecclestone)は、2009年よりアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビでGPを開催する事を発表した。レースは、現在建設中のアラビア海に浮かぶヤス島のサーキットで行われる。

■アブダビでのGP開催は2009年から7年間

 エクレストン会長は、政府代表としてアブダビのモハメド・ビン・ザイド・ナハヤン皇太子(Mohamed Bin Zayed Al Nahyan)が同席する中、アブダビでGPを2009年から7年間開催する契約にサインした。これにより、2004年から開催されているバーレーンGP(Bahrain Formula One Grand Prix)に続いて中東2ヵ国目のF1のGP開催国となる事となった。さらに、7年以上の契約に延長する事も可能であるとエクレストン会長は会見で発表している。

 今回の契約はマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)をはじめとするF1ドライバー達によるショーに続いて行われた。

■自国でのF1開催について語るアブダビ皇太子

 会見に出席したアブダビ皇太子は「F1は五輪やW杯のようにグローバルレベルでの反響が望める世界でも名声のあるスポーツイベントであります。今回の新しいパートナーシップが結ばれたことは、アブダビをはじめとするUAEにとってエキサイティングな事なのです」と語り、自国でのF1開催を喜んだ。

■開催に歓迎の意を示すエクレストン会長

「アブダビのF1ファミリーに迎えられたことを嬉しく思う、長期に渡る成功したパートナーシップが続くことをとても楽しみにしている」と会見の席においてエクレストン会長は語った。また隣国であるアブダビとバーレーンは、互いにレースを高めあう働きをするだろうとも述べている。

■レジャーランドの一部として建設中のサーキット

 ヤス島のサーキットは2500メートルのレース専用部分を含む5500メートルを予定している。F1のレース開催は400億ドル(約4億8252万円)をかけたヤス島のレジャーランド化プロジェクトの一部として2006年11月に発表された。プロジェクトの開発担当者によると、フェラーリ・テーマパークやミュージアム、劇場、さらにサーキットではフェラーリ・ドライビング・スクール(Pilota Ferrari)、カートトラック、バギーを来場者は楽しむことが出来るという。ペルシャ湾の32キロメートルの海岸線を含む2500ヘクタールの敷地に第1段階は2008年までに、プロジェクト全体は2014年に完成を見る予定である。

 写真は、カルドゥーン・カリーファ・アル・ムバラク(Khaldun Khalifa al-Mubarak)議長と握手をかわすエクレストン会長。(c)AFP/STR