【ミラノ/イタリア 2日 AFP】サッカー、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)は、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のレアル・マドリード(Real Madrid)から獲得したロナウド(Ronaldo)の入団会見を行った。移籍金は750万ユーロ(約12億円)で契約期間は18ヶ月。

■新たな挑戦で健在をアピールしたいロナウド

 足首と膝の怪我のためレアル・マドリードでの出場機会が遠のいていたロナウドは、インテル(Inter Milan)在籍時以来約5年半ぶりのセリエA復帰となる。会見でロナウドは「私にとって挑戦は常に大事なこと。まだ私のストーリーは終わっていない。挑戦することにお金を優先にはしなかった。サウジアラビアや米国のチームに移籍する話も断った。レアル・マドリードに残ることもできただろうが、ACミランが新しい挑戦を持ちかけてくれ、その挑戦を受けようと思った。」と語った。

 米国メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)に5年総額2億4800万ドル(約298億円)で移籍することが決まった元チームメイトのデビッド・ベッカム(David Beckham)と同時期に移籍が決まったロナウドは、「全ての人はそれぞれの道がある。私はACミランの道を選び、このクラブと喜んで受け入れてくれる人々のためにいい活躍をしたいと思っている。ACミランの選手であるということ自体が素晴らしいモチベーションになると思っている。もっと高い値段をつけてくれたクラブもあったが断った。お金よりもまだ私が健在であることを人々に見せたいんだ。」と新天地での決意を口にした。

■セリエA復帰の喜び

 W杯で史上最多の15ゴールを挙げているロナウドは「(インテルにいた)5年間をミラノで過ごして、まだここにはたくさんの友人がいる。ミラノのためにプレーすることは喜ばしいことだ。どんな選手であってもミランは夢の場所だからね。ファンが優しく迎え入れてくれてとても嬉しい。自分の状況が改善されることは分かっている。ゆっくりでも間違いなくゴールを決められるようになると思う。」とセリエA復帰の喜びを語った。

■レアルでは監督の構想外に

 ロナウドは、レアル・マドリードのファビオ・カペッロ(Fabio Capello)監督の構想から外れ、出場できないことに苛立っていたことを口にし「ロッカールームで選手と監督との素晴らしい環境を目の当たりにしてきた。目の当たりにしてから長かったよ。カペッロ監督とは問題が無かったけれど、彼は私を信用してくれなかったんだ。だから私はプレーができなかった。理由も説明してくれなかったし、私も聞かなかった。不快だったし寂しいことだったよ。」と話した。

■ACミランでの初出場は未定

 しかしロナウドはACミランにおいてもいつプレーできるかは確実でないことを明かし「いつ試合に出場するかは分からない。それは監督やトレーナー次第だから。1ヶ月近く試合に出場していないけど、何回か練習試合をこなしてきて順調だ。」と話した。

 写真は、ユニフォームを手にポーズをとるロナウド。(c)AFP/PACO SERINELLI