【マニラ/フィリピン 1日 AFP】警察当局の発表によると、マニラ(Manila)東方のタイタイ(Taytay)近郊で1日未明、海軍と警察合同部隊が反政府武装勢力の急襲掃討作戦を実施。武装勢力の1人が死亡したほか、2人の身柄が拘束された。

 犯罪捜査班のAsher Dolina本部長によるとこの掃討作戦は、タイタイ近郊に「モロ・イスラム解放戦線(Moro Islamic Liberation Front、MILF)」の元メンバーが潜伏しているとの情報に基づき行われたもの。警察発表は、容疑者1人が死亡、2人の身柄を拘束としているが、現場を目撃したAFP記者の話では、拘束されたのは4人で、リーダー格とみられるSanjali Uttoh容疑者が含まれてるという。

 写真は1日、拘束されたMILFメンバー。(c)AFP/Jay DIRECTO