「産む機械」発言問題、柳沢厚労相は改めて辞任を否定 - 東京
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【東京 1日 AFP】女性を「産む機械」と発言した柳沢伯夫厚生労働相の辞任を求めて野党側が国会審議を欠席するなか、柳沢厚労相は1日、改めて辞任を否定した。
柳沢厚労相は「仕事を一生懸命して、首相の厚意に成果で報い、国民に役立ちたい」と記者団に語った。一方、野党側は同厚労相の辞任を求めて1日の審議を欠席、翌2日も欠席する構えを見せている。
事の発端は、柳沢厚労相が前週末、自民県議の決起集会で少子化問題に触れた際の「産む機械、装置の数は決まっているから、あとは1人頭で頑張ってもらうしかない」という発言だ。
安倍晋三首相は前月31日、柳沢厚労相は「反省のうえに立ち、国民の気持ちを考えながら、厚生労働行政に取り組んで欲しい」と述べた。
9月の就任以来、安倍首相の支持率は、閣僚の相次ぐスキャンダルの影響により急落している。12月には政府税制調査会の本間正明会長や佐田玄一郎行革担当相が辞任。29日付の毎日新聞で掲載された世論調査では、安倍内閣の支持率は40%まで下落した。
写真は1日、予算委員会で答弁に立つ柳沢厚労相。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI
柳沢厚労相は「仕事を一生懸命して、首相の厚意に成果で報い、国民に役立ちたい」と記者団に語った。一方、野党側は同厚労相の辞任を求めて1日の審議を欠席、翌2日も欠席する構えを見せている。
事の発端は、柳沢厚労相が前週末、自民県議の決起集会で少子化問題に触れた際の「産む機械、装置の数は決まっているから、あとは1人頭で頑張ってもらうしかない」という発言だ。
安倍晋三首相は前月31日、柳沢厚労相は「反省のうえに立ち、国民の気持ちを考えながら、厚生労働行政に取り組んで欲しい」と述べた。
9月の就任以来、安倍首相の支持率は、閣僚の相次ぐスキャンダルの影響により急落している。12月には政府税制調査会の本間正明会長や佐田玄一郎行革担当相が辞任。29日付の毎日新聞で掲載された世論調査では、安倍内閣の支持率は40%まで下落した。
写真は1日、予算委員会で答弁に立つ柳沢厚労相。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI