【リマ/ペルー 1日 AFP】米州人権裁判所(Inter-American Court of Human Rights)の命令により1月31日、リマの墓地で発掘作業が行われた。

 アルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領(68)が在任期間中に下した命令により、反対勢力の人々が殺害されたとされる事件で、 アルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領は1992年に「暗殺部隊」に命じて、反対派10人を殺害させたとされている。今回発掘が行われたのは、その被害者の一部が埋葬されているリマのEl Angel墓地で、身元特定のため。

 フジモリ元大統領は、1991年と1992年に計25人の反対派勢力の殺害、拉致、拷問を承認した容疑に加え、公金の着服、汚職などの容疑でペルー政府より訴追されている。

 一方、現在チリで拘束されている元大統領は、ペルーに身柄が引き渡されることを待ち望んでいるという。1年前には前回のペルー大統領選に出馬する意向を表明した。

 写真は31日、リマのEl Angel墓地で墓地の発掘作業を行う作業員。(c)AFP/Eitan ABRAMOVICH