【ニューヨーク/米国 31日 AFP】米マイクロソフト(Microsoft)が開発した新OS「Windows Vista」が30日、大々的に発売された。開発開始から5年、同社は60億ドル(約7300億円)を投じてきた。

 延期に延期を重ね、ついに発表された新Windowsは、1985年に米アップル(Apple)のマッキントッシュ(Macintosh)に対抗すべく初登場して以来、最も精巧かつ安定し、使い勝手に優れたタイプであるとされている。

 30日午前0時からの発売を間近にひかえた29日夜、ニューヨーク(New York)では華々しいイベントが開催された。マイクロソフトは「Windows Vista」について、「ユーザーと共に開発を行い、かつて無いほど優れたOSになった」としている。

インタビュー:ビル・ゲイツ(Bill Gates
「日本やドイツ、メキシコなど、7か国50世帯に出向いて Beta版を使ってもらい、使用テストに多くの時間を割いて聞き取りを行った」

 Windows Vistaでは、3次元画像やメニュー、ナビゲーションツールに改良が加えられた。マイクロソフトは年間で1億本のセールスを見込んでいる。

 価格はアップグレード版が100ドル(1万3800円)で、「Vista Ultimate」が400ドル(3万1800円)。コンピューターのスペックによっては、導入前にメモリーを拡張する必要性も出てくる。

 マイクロソフトは「(驚きが今始まる)The Wow Starts Now」と銘打って発売キャンペーンを展開。訪れた客たちは必ずしも驚かされたわけではないようだが、間違いなく印象的であったには違いない。 Windows Vistaは、「革命的」ではなくとも、確かに「革新的」なOSではあるようだ。(c)AFP