【ヨハネスブルク/南アフリカ 30日 AFP】女子ボクシング、WIBA/WBC女子スーパーミドル級王者レイラ・アリ(Laila Ali)は、2月3日にヨハネスブルクで行われるグウェンドリン・オニール(Gwendolyn O'Neill、ガイアナ)との防衛戦を前にヨハネスブルクにあるネルソン・マンデラ財団(Nelson Mandela Foundation)を訪問した。

 ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領の元を訪れたレイラ・アリは「(マンデラ元大統領について)彼は非常に偉大な人物です。彼を見ると自分の父の事をたくさん思い出します。私は父や彼から同じエネルギーを得ているという事でしょう。」と語り。一方、マンデラ大統領は「私は彼女のボクシングファンであり彼女自身を尊敬しています。防衛戦での彼女の幸運を祈っている。」とコメントした。

 伝説的ボクサーのモハメド・アリ(Mohammed Ali)氏を父に持つレイラ・アリは、1999年にプロデビュー以来23戦全勝20KOと圧倒的な強さを誇る。また、2005年にはWBCが女子タイトルとして新規創設したスーパーミドル級の初代王者タイトルを獲得し、女子ボクシング界では世界で最も注目されている選手の一人である。

 写真は、会話を交わすレイラ・アリ(左)とマンデラ元大統領(右)。(c)AFP/STRINGER