イスラエルが米武器輸出規制に抵触か、議会で審査へ - 米国
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【ワシントンD.C./米国 28日 AFP】ホワイトハウス(White House)は29日、イスラエルが前年夏にレバノン南部を空爆した際、米国から供給されたクラスター爆弾を使用したことが、米政府との武器輸出規制協定に違反しているかを問う調査報告を議会で行う。28日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が報じた。
同紙によると、もし議会が法的措置を取らなかった場合は、イスラエルに制裁を課すかどうかはジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領の裁量に任されるという。米高官筋は、ブッシュ大統領が制裁を課す可能性はないとしている。
国務省のKurtis Cooper報道官は28日、AFPの取材に対し、「初期評価を議会に提出する」と述べ、報道を肯定した。調査結果内容については言及を避けた。調査は、「疑惑が持ち上がった時点で開始された」もので、現在のところ「最終判断については予定していない」という。
国務省は初期評価報告について、ニューヨーク・タイムズ紙上で、8月から始まった調査とイスラエルからの情報提供に基づいていると説明。イスラエルは前年末、クラスター爆弾数千発の使用を認めたが、米国との協定違反については否定したと述べている。
■ イスラエルは完全協力を協調
イスラエル外務省のMark Regev報道官はエルサレムでAFPの取材に応じ、イスラエル側が調査に完全協力したことを強調。「十分な透明性と詳細な調査が行われるよう、米国と緊密に協力した。イスラエル側でも独自の調査を行っている」と述べた。
7月12日から8月14日まで続いたイスラエル軍のレバノン空爆で、イスラエルはイスラム教シーア派武装組織ヒズボラ(Hezbollah)のロケット弾攻撃への対抗措置としてクラスター爆弾を使用した。国連は、100万発以上がレバノン南部に落とされたとしている。
クラスター爆弾は、内部に複数の子弾を搭載し、飛行機から投下後に空中で子弾を散布することで広範囲を攻撃する。米国は数年前にイスラエルにクラスター爆弾を輸出していた。
米武器輸出規制協定は、クラスター爆弾の住宅地での使用を禁止している。イスラエルは、レバノン市民に対して使用はしておらず、使用の際には前もって危険を知らせるちらしを散布したと主張している。
写真は2006年9月20日、クラスタ-爆弾で穴の空いた美容院のガラス越しに立つ親子。(c)AFP/MARWAN NAAMANI
同紙によると、もし議会が法的措置を取らなかった場合は、イスラエルに制裁を課すかどうかはジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領の裁量に任されるという。米高官筋は、ブッシュ大統領が制裁を課す可能性はないとしている。
国務省のKurtis Cooper報道官は28日、AFPの取材に対し、「初期評価を議会に提出する」と述べ、報道を肯定した。調査結果内容については言及を避けた。調査は、「疑惑が持ち上がった時点で開始された」もので、現在のところ「最終判断については予定していない」という。
国務省は初期評価報告について、ニューヨーク・タイムズ紙上で、8月から始まった調査とイスラエルからの情報提供に基づいていると説明。イスラエルは前年末、クラスター爆弾数千発の使用を認めたが、米国との協定違反については否定したと述べている。
■ イスラエルは完全協力を協調
イスラエル外務省のMark Regev報道官はエルサレムでAFPの取材に応じ、イスラエル側が調査に完全協力したことを強調。「十分な透明性と詳細な調査が行われるよう、米国と緊密に協力した。イスラエル側でも独自の調査を行っている」と述べた。
7月12日から8月14日まで続いたイスラエル軍のレバノン空爆で、イスラエルはイスラム教シーア派武装組織ヒズボラ(Hezbollah)のロケット弾攻撃への対抗措置としてクラスター爆弾を使用した。国連は、100万発以上がレバノン南部に落とされたとしている。
クラスター爆弾は、内部に複数の子弾を搭載し、飛行機から投下後に空中で子弾を散布することで広範囲を攻撃する。米国は数年前にイスラエルにクラスター爆弾を輸出していた。
米武器輸出規制協定は、クラスター爆弾の住宅地での使用を禁止している。イスラエルは、レバノン市民に対して使用はしておらず、使用の際には前もって危険を知らせるちらしを散布したと主張している。
写真は2006年9月20日、クラスタ-爆弾で穴の空いた美容院のガラス越しに立つ親子。(c)AFP/MARWAN NAAMANI