【ナジャフ/イラク 29日 AFP】米軍のヘリコプターが28日、シーア(Shiite)派の聖地ナジャフ(Najaf)の北方に墜落、米兵2人が死亡した。米軍当局が伝えた。発表によると、このヘリコプターは、同日の午前中に攻撃を受けたイラク治安部隊の支援にあたっていた際、午後1時30分ごろナジャフの北方付近に墜落した。これにより、同米兵2人が死亡、遺体はすでに回収された。

 一方警察筋によると、ヘリコプターの墜落現場付近では、米軍とイラク軍が武装勢力と激しい交戦を繰り広げ、250人以上の武装勢力メンバーを殺害した。交戦については、両国軍を取りまとめる関係当局でもAFPの取材に対して「250から300人ほどの武装メンバーが死亡した」とし、「米軍は、同地域を集中的に空爆している」と語った。

 米国国防総省の情報を元にAFPが集計したところによると、2003年3月の米軍によるイラク侵攻からイラク国内で死亡した米兵の数は、今回死亡した2人の兵士を含めて3073人に達した。

 写真は同日、ヘリコプターの墜落現場から立ち上る煙。(c)AFP/QASSEM ZEIN