【ベルリン/ドイツ 28日 AFP】欧州各地で豪雪が発生し、氷で滑りやすくなった道路による事故が多発している。4人が死亡したほか、3万世帯が停電となる被害が出ている。

■相次ぐ交通事故、4人が死亡

 ドイツ警察当局は、雪道用タイヤを装着していなかった車に乗っていた車両が北西部で事故を起こし、運転していた21歳の男性と同乗の女性が搬送された病院で死亡したと発表した。

 ノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州の町Kierspeでも、自動車事故で4人が重傷を負った。さらに、ニーダーザクセン(Lower Saxony)州では南西部の町Rottweilなどで3件の自動車事故が発生し、2人が死亡、3人が重傷を負った。

 北部および中部ドイツでは26日夜から、氷で滑りやすくなった路上で55件の自動車事故が発生し、少なくとも10人が重軽傷を負った。

■気候温暖のスペイン南東部で降雪被害

 一方、この時期は通常、気候が穏やかなスペイン南東部でも、26日夜には気温が氷点下まで下がり、激しい降雪で幹線道路が寸断。3万世帯が停電した。

 アルメリア(Almeria)とプエルト・ルンブレラス(Puerto Lumbreras)近郊では幹線道路が寸断されたほか、近隣の一般道も通行不能となった。

 電力会社エンデサ(Endesa)は、アンダルシア(Andalusia)自治州のアルメリア、グラナダ(Granada)、ハエン(Jaen)の周辺地域が寒波と強風で停電被害を受けたと発表した。

 また、ムルシア(Murcia)では27日朝、観測史上最高となる50センチメートルを超える降雪を記録し、グラナダでも25センチメートル前後の降雪が確認されている。

 写真は27日、東部オーバーホフ(Oberhof)で除雪を行う作業車。(c)AFP/DDP JENS-ULRICH KOCH