【メルボルン/オーストラリア 27日 AFP】テニス、全豪オープン（Australian Open tennis tournament 2007）、女子シングルス決勝で米国のセレーナ・ウィリアムス（Serena Williams）にセットカウント0-2（1-6、2-6）のストレートで敗れ、惜しくも準優勝に終わった大会第1シードのマリア・シャラポワ（Maria Sharapova、ロシア）は、試合後に行われた記者会見に出席し、胸の内を語った。

■この日誕生日の母エレーナさんへ勝利をプレゼントできず

　4大大会の決勝で初めて敗れたシャラポワは、完膚無きまでに叩きのめされたこの敗戦に落胆すると同時に教訓として今後に活かしたいと語った。とりわけ、この日誕生日を迎えた母親のエレーナさん（Yelena）に勝利をプレゼントしたかったと敗戦を残念がった。また、エレーナさんから試合後逆に励まされたとも話した。

　ウィリアムスのパワフルで確実なサーブに苦しみ、ラリーに活路を求めるも簡単にエースを決められて自分のペースに持ち込めなかったシャラポワは、「サーブをしっかり決めて、リターンをきっちり返す。それが今日は出来なかったわ」と試合を振り返った。(c)AFP/GREG WOOD