【パリ/フランス 26日 AFP】サッカー、フランス・リーグ1のリヨン(Lyon)の会長を務めるジャン・ミシェル・アウラス(Jean-Michel Aulas)氏は、会見を行い同クラブの株式を証券市場に公開したことを発表した。

 公募価格は一株21ユーロから24.40ユーロ(約3290円から3820円)に設定され、クラブの株の30%が2月9日から公開される。クラブは新スタジアムの建設を目標にしており、アウラス会長は株式公開で8500万ユーロから1億ユーロ(約133億1200万から156億6100万円)の利益を見込んでおり、「これ(株式公開)は、親会社であるOLグループ全体を新鮮にしてくれるし、事業に投資する基金が得ることができるし、会社を成長をさせてくれるだろう。」と語っている。

 リヨンは、フランス内閣がフランス国内におけるプロスポーツクラブの株式を証券取引所に公開する事を認める修正案を可決したことにより、2007年から株式公開ができるようになった。リヨンを保持するOLグループは過去2年で32%の収益増の成長を遂げている。2006年6月期では、最終利益1590万ユーロ(約23億6500円)をあげ、サッカー事業だけでなく旅行代理店、レストラン、マガジン、テレビチャンネル、タクシー、イベント会社など様々な事業を展開している。その中でも一番の利益を上げているのは、テレビ放映権であり、約7150万ユーロ(約112億円)、グループ全体で43%の収益を占めている。OLグループのフランス市場参入は、約2億5000万ユーロから3億ユーロ(約391億5000万から548億1000万円)の着工費がかかるとされる新スタジアム建設に不可欠なものとなる。

写真は、会見に臨むアウラス会長。(c)AFP