【ウェリントン/ニュージーランド 25日 AFP】ニュージーランド最高峰のマウントクック(Mount Cook)で24日夜、日本人登山客2人が滑落し、死亡した。同行していた28歳の男性1人は奇跡的に助かった。

死亡したのはツノト・タカオさん(53)とイノウエ・メグルさん(28)で、数百メートル下の氷棚に転落したところを発見され、遺体は翌25日に収容された。

トワイゼル(Twizel)署のCarl Pedersen巡査によると、3人が標高3755メートルの山頂から懸垂降下中に、アンカーを固定していた岩が崩壊。この際崩れ落ちた岩が、生存者の男性のストラップを他2人から断ち切ったもよう。男性は自力で下山し、救援を求めた。

3人は登山サークルの仲間で、4年の付き合いだったという。ニュージーランドの南アルプス山脈に連なるクック山は難峰の1つで、Pedersen巡査によると毎年1人は亡くなっているという。写真はマウントクックが連なるニュージーランドの南アルプス(2002年8月10日撮影)。(c)AFP/JOHN MCCOMBE