【ブリュッセル/ベルギー 24日 AFP】ハンガリー南東部で鳥インフルエンザが発生。欧州連合(EU)域内での発生は2006年の8月以来であると欧州委員会(European Commission)が発表した。
 「ハンガリー南東部チョングラード(Csongrad)郡で鳥インフルエンザが発生したとの報告が、ハンガリー政府からあった」と欧州委員会が声明を出した。
 現地で3000羽以上のガチョウが死亡したことを受け、ハンガリーの国立研究所が調査を行った結果、高病原性H5型のウイルスが検出された。
 ウイルスのサンプルはロンドン近郊にあるEUの研究所に送られ、人間に高致死性を示すH5N1型であるかどうか究明される予定。

 ハンガリー政府は、すでに、ウイルスに感染した家禽類の処分を行い、さらなる拡大を阻止する措置をとった。
 さらにEUの法令に基づき、ウイルスが検出された場所から半径3キロを重点対策地区、半径10キロを警戒地区に設定していると報道された。
 前回EU域内で鳥インフルエンザが発生したのは2006年の8月。ドイツ東部ドレスデンの動物園で確認された。

写真は、2006年2月16日、鳥インフルエンザで死亡し、ブダペストの研究所に運ばれた白鳥の死骸。(c)AFP/ATTILA KISBENEDEK