射殺されたアルメニア系ジャーナリスト、葬儀に10万人以上が参列 - トルコ
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【イスタンブール/トルコ 24日 AFP】射殺されたジャーナリスト、フラント・ディンク(Hrant Dink)氏(53)の葬儀が23日、イスタンブール(Istanbul)市内で行われ、10万人以上が参列した。厳重な警備の下、民族主義者らからの強い反発もあった同氏の葬儀は、近年類を見ないほど多くの人々が集う葬儀となった。
ディンク氏は19日、市内の事務所を出たところで単独犯の発射した3発の銃弾を頭と胸に受け即死。警察当局は20日、17歳無職の少年を容疑者として逮捕し、少年は21日に犯行を自供したと報じられている。
アルメニア系の同氏はトルコ語とアルメニア語で発行されるアゴス(Agos)紙を10年前に創刊、編集長を務めており、トルコではタブー視されているオスマン帝国下のアルメニア人虐殺(1915-17)について、「ジェノサイドだ」と同紙上で主張していた。
民族主義者らがディンク氏を「売国奴」として痛烈に批判する一方、アルメニア人とトルコ人との融和を目指した活動家として、また言論の自由を守る人物として、国内で広く尊敬も集めていた。
妻のRakelさんは参列した人々にあいさつし、ディンク氏ついて「友好、透明性、真実を深く愛し、また、そのために殺された」と語って涙を流した。当日はアルメニア系、トルコ系双方のコミュニティが和解を目指し、ディンク氏の葬儀への参加を呼びかけている。
写真は同日、ディンク氏の葬儀に集まった人々。(c)AFP/SEZAYI ERKEN
ディンク氏は19日、市内の事務所を出たところで単独犯の発射した3発の銃弾を頭と胸に受け即死。警察当局は20日、17歳無職の少年を容疑者として逮捕し、少年は21日に犯行を自供したと報じられている。
アルメニア系の同氏はトルコ語とアルメニア語で発行されるアゴス(Agos)紙を10年前に創刊、編集長を務めており、トルコではタブー視されているオスマン帝国下のアルメニア人虐殺(1915-17)について、「ジェノサイドだ」と同紙上で主張していた。
民族主義者らがディンク氏を「売国奴」として痛烈に批判する一方、アルメニア人とトルコ人との融和を目指した活動家として、また言論の自由を守る人物として、国内で広く尊敬も集めていた。
妻のRakelさんは参列した人々にあいさつし、ディンク氏ついて「友好、透明性、真実を深く愛し、また、そのために殺された」と語って涙を流した。当日はアルメニア系、トルコ系双方のコミュニティが和解を目指し、ディンク氏の葬儀への参加を呼びかけている。
写真は同日、ディンク氏の葬儀に集まった人々。(c)AFP/SEZAYI ERKEN