中国政府、衛星破壊実験公式に認める「軍拡競争の意図はない」 - 中国
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【北京/中国 24日 AFP】外務省の劉建超(Liu Jianchao)報道局長は23日、宇宙空間で人工衛星破壊実験を実施したことを初めて認めた。
劉報道局長は同日定例会見に臨み、実験実施は隠すような問題ではなく、中国が宇宙の軍拡競争を引き起こす意図はないと説明、いかなる国にとっても脅威にならないと強調した。
同種の実験を成功させたのは、以前には米国、旧ソビエト連邦の2か国のみ。中国は1月11日に実験を行い、その後説明を求める圧力が国際的に高まるなか、23日ようやく政府として公式に実験実施を認めた。
実験の報を受けて日米両政府は、中国に対し説明するよう強く求め、宇宙での軍拡競争に対する懸念を表明していた。
写真は、中国人民革命軍事博物館(Chinese Military Museum)に展示されたDF-1ミサイル(2003年10月7日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN
劉報道局長は同日定例会見に臨み、実験実施は隠すような問題ではなく、中国が宇宙の軍拡競争を引き起こす意図はないと説明、いかなる国にとっても脅威にならないと強調した。
同種の実験を成功させたのは、以前には米国、旧ソビエト連邦の2か国のみ。中国は1月11日に実験を行い、その後説明を求める圧力が国際的に高まるなか、23日ようやく政府として公式に実験実施を認めた。
実験の報を受けて日米両政府は、中国に対し説明するよう強く求め、宇宙での軍拡競争に対する懸念を表明していた。
写真は、中国人民革命軍事博物館(Chinese Military Museum)に展示されたDF-1ミサイル(2003年10月7日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN