【ダラス/米国 22日 AFP】NFL、プレーオフNFC1回戦、シアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)に20-21で敗れたダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)のビル・パーセルズ(Bill Parcells)ヘッドコーチが辞任することが明らかになった。

 「フットボールのコーチから引退します。チームはもっと前に進んでいってもらいたい。」とコメントしたパーセル氏はカウボーイズと5年契約をしており、契約を1年残しての辞任となった。パーセルズ氏の辞任によりカウボーイズは、大学のエキシビションマッチであるシニアボウル(Senior Bowl)への視察や2月に開かれるスカウティングコンバインに出席するために急遽ヘッドコーチを探さなくてはいけない状況に陥ってしまった。この件に関しカウボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズ(Jerry Jones)氏は声明を発表する見込み。

 パーセルズ氏は、ニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)で2度スーパーボウルを制しており、ジャイアンツ、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)、ニューヨーク・ジェッツ(New York Jets)、カウボーイズの4つの異なるチームをプレーオフに導いた。しかしカウボーイズでの4年間で、通算34勝30敗を記録し2度のプレーオフに導くも、NFC東地区優勝やNFC制覇を成し遂げることができず、オーナーが期待するような結果は残すことができなかった。

 2006年シーズンではディビジョン優勝を飾るように見えたが残り4戦で3敗を喫しワイルドカード進出を果たすことができたが、シーホークスとのプレーオフ1回戦で、残り1分にQBトニー・ロモ(Tony Romo)が19ヤードのフィールドゴールで逆転を試みるが失敗し21-20で敗れた。

 4チームで合計19年間ヘッドコーチを歴任したパーセルズ氏は、プレーオフ11勝8敗を含む通算183勝138敗1分の成績を残した。

 写真は、デンバー・ブロンコス(Denver Broncos)との第21回スーパーボウルを制し祝福を受けるパーセルズ氏(1987年1月25日撮影)。(c)AFP/Getty Images Mike Powell