EU、セルビアに対し親欧米政権の樹立を要請 - ベルギー
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【ブリュッセル/ベルギー 23日 AFP】セルビアの総選挙で極右民族派が第1党を守った事態を受け、EUは22日、国際社会と建設的な対話ができる「親欧米政権の樹立」を早急に実現するよう要請した。国連(UN)の暫定統治下にあるコソボ(Kosovo)自治州の最終的な地位確定に向けたもの。
EUは22日にブリュッセルのEU本部でEU外相理事会を開き、21日に行われたセルビア総選挙が平和裡に実施されたことには歓迎の意を示したが、極右民族派のセルビア急進党(Radical Party)が勝利したことについてのコメントは避けた。
出席した外相らは、「EUはいつでもセルビアに手をさしのべる用意がある」と述べ、親欧米派政党による政権樹立への支援を表明した。あるEU高官によると、早急な樹立を求めるのには、コソボ自治州の最終的な地位をめぐる交渉を遅らせたくないという思惑がある。この交渉は、セルビアとコソボ間の交渉の仲介役を務める国連特使が26日に仲介案を提出し、再開される予定。
EUは、国連安全保障理事会(UN Security Council)がコソボの独立を要求する決議案を出す前に、セルビアとその同盟国であるロシアの意向も踏まえた充分な話し合いが必要であると主張している。
ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領も21日、「コソボの地位確定について、外部(国連安保理のこと)から押しつけられるのは受け入れがたい」と発言している。
写真はEU本部で22日、EU外相理事会後に会見するフランクワルター・シュタインマイヤー(Frank Walter Steinmeier)独外相。(c)AFP/GERARD CERLES
EUは22日にブリュッセルのEU本部でEU外相理事会を開き、21日に行われたセルビア総選挙が平和裡に実施されたことには歓迎の意を示したが、極右民族派のセルビア急進党(Radical Party)が勝利したことについてのコメントは避けた。
出席した外相らは、「EUはいつでもセルビアに手をさしのべる用意がある」と述べ、親欧米派政党による政権樹立への支援を表明した。あるEU高官によると、早急な樹立を求めるのには、コソボ自治州の最終的な地位をめぐる交渉を遅らせたくないという思惑がある。この交渉は、セルビアとコソボ間の交渉の仲介役を務める国連特使が26日に仲介案を提出し、再開される予定。
EUは、国連安全保障理事会(UN Security Council)がコソボの独立を要求する決議案を出す前に、セルビアとその同盟国であるロシアの意向も踏まえた充分な話し合いが必要であると主張している。
ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領も21日、「コソボの地位確定について、外部(国連安保理のこと)から押しつけられるのは受け入れがたい」と発言している。
写真はEU本部で22日、EU外相理事会後に会見するフランクワルター・シュタインマイヤー(Frank Walter Steinmeier)独外相。(c)AFP/GERARD CERLES