焦点のエネルギー問題、独露首脳会談でも合意に至らず - ロシア
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【ソチ/ロシア 21日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は21日、黒海沿岸のソチ(Sochi)で会談、エネルギー問題について協議したが、合意には至らなかった。
ロシアが周辺の旧ソ連諸国に対しエネルギー価格を大幅に値上げしたことから、2006年1月以来、ベラルーシおよびウクライナを経由する欧州向けエネルギー供給がたびたび停止、欧州側はロシアのエネルギー供給の安定性に対して懐疑的になっている。欧州連合(EU)諸国は旧ソ連諸国を経由して欧州まで届けられるエネルギー供給に、需要量の4分の1を依存している。
会談後、メルケル首相は「信頼関係が重要である」と強調するとともに、「対立を回避し、誤解や失望をしないため」に欧露間での対話促進が必要だとの見方を示した。
一方のプーチン大統領は、エネルギー価格の大幅な値上げを擁護。
ウクライナ、ベラルーシ経由のエネルギー供給について、「ロシアは提携諸国と協力するにあたり、共通かつ透明性のある規則をつくろうとしている。欧州もこれに注目している」と語ったが、同時にロシアは新たな原油、天然ガスの供給ネットワークを構築し、旧ソ連諸国を経由せずに輸出を行なうよう一層の努力をするとも述べた。
欧露関係に影を落とすもう1つの問題は、ロシアがポーランドに対して行なっている食肉の輸入禁止措置である。今回の首脳会談を前にした一連の流れにより、解決の糸口が見られたかと思われていたが、結果的に失敗に終わった。
ポーランド側は、禁輸措置が解除されない限り欧露の対話開始には反対する方針。メルケル首相が、同問題は「まだ未解決である」と述べたのに対し、プーチン首相は、「われわれは合意に達しなければならない」と述べた。
プーチン大統領はまた、ドイツがEU議長国を務める今後6か月間に、EUとの関係を深めたい意向を表明。「わが国とドイツの友好関係を考慮すれば、ドイツがEU議長国であるという事実は、わが国が他のEU諸国や諸機関との関係を構築するうえで大きな助けとなるだろう」と語った。
両首脳は、コソボ自治州の地位問題や、中東和平プロセスの再開、イラン核問題についても協議した。
写真は、共同記者会見後に談笑する両首脳。(c)AFP/NATALIA KOLESNIKOVA
ロシアが周辺の旧ソ連諸国に対しエネルギー価格を大幅に値上げしたことから、2006年1月以来、ベラルーシおよびウクライナを経由する欧州向けエネルギー供給がたびたび停止、欧州側はロシアのエネルギー供給の安定性に対して懐疑的になっている。欧州連合(EU)諸国は旧ソ連諸国を経由して欧州まで届けられるエネルギー供給に、需要量の4分の1を依存している。
会談後、メルケル首相は「信頼関係が重要である」と強調するとともに、「対立を回避し、誤解や失望をしないため」に欧露間での対話促進が必要だとの見方を示した。
一方のプーチン大統領は、エネルギー価格の大幅な値上げを擁護。
ウクライナ、ベラルーシ経由のエネルギー供給について、「ロシアは提携諸国と協力するにあたり、共通かつ透明性のある規則をつくろうとしている。欧州もこれに注目している」と語ったが、同時にロシアは新たな原油、天然ガスの供給ネットワークを構築し、旧ソ連諸国を経由せずに輸出を行なうよう一層の努力をするとも述べた。
欧露関係に影を落とすもう1つの問題は、ロシアがポーランドに対して行なっている食肉の輸入禁止措置である。今回の首脳会談を前にした一連の流れにより、解決の糸口が見られたかと思われていたが、結果的に失敗に終わった。
ポーランド側は、禁輸措置が解除されない限り欧露の対話開始には反対する方針。メルケル首相が、同問題は「まだ未解決である」と述べたのに対し、プーチン首相は、「われわれは合意に達しなければならない」と述べた。
プーチン大統領はまた、ドイツがEU議長国を務める今後6か月間に、EUとの関係を深めたい意向を表明。「わが国とドイツの友好関係を考慮すれば、ドイツがEU議長国であるという事実は、わが国が他のEU諸国や諸機関との関係を構築するうえで大きな助けとなるだろう」と語った。
両首脳は、コソボ自治州の地位問題や、中東和平プロセスの再開、イラン核問題についても協議した。
写真は、共同記者会見後に談笑する両首脳。(c)AFP/NATALIA KOLESNIKOVA