高まる中国語学習熱、数万人の生徒が中国語を勉強中 - 米国
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【ワシントンD.C./米国 21日 AFP】中国が経済大国としての立場を強めるに従い、米国家庭ではより多くの父兄が子どもの将来性を考え、中国語の能力を身につけさせたいと望んでいる。多くの家庭では、子どもに学校の授業で中国語を学ばせたり、中国語を母国語とする乳母や中国語を話す住み込み家政婦を雇っている。
■加速する中国語教育熱への対応は始まったばかり
「中国語熱は、現在非常に強まっている」と、アジア協会(Asia Society)のMichael Levine副代表は話す。アジア協会はニューヨークに本拠を置き、アジアの知識と理解を広めることを目的としたNPO法人。「カンザス(Kansas)州やケンタッキー(Kentucky )州など米国内陸部に住む住民さえも、今や中国語を話そうとしている」と同氏は語る。
この風潮の広がりで高まる標準中国語の需要に、米国の学校は対応できずにいる。この言葉は最も世界で話されている言語でありながら、米国の学校ではようやくその授業が採用され始めたばかりだ。
「父兄や学校関係者は、中国の発展を大きな機会ととらえ始めているが、この需要に応えるため、一体どのように質の高い教師を見つけるかが問題だ」とLevine副代表は教師の不足を指摘する。
アジア協会のShuhan Wang中国語促進担当理事によると、米国内の300から400校が、現在中国語を授業で教え、生徒2万5000人から5万人が中国語の授業を受けているという。政府が予算を拡大すればさらに多くの生徒が中国語を学ぶことになるという。
「わたしは20年この瞬間を待っていた。いつしか米国が学校教育で中国語の選択肢を広げるという必要性に目覚めることを常に夢見てきた」とWang氏は話す。
■中国語教育に力を入れる教育現場
ワシントンD.C.にほど近いポトマック小学校では、1996年に中国語コースが始まったが、現在その人気は非常に高く、児童40人が空きを待つ状況となっている。毎年出る幾つかの空きは、くじによって決められる。この授業に参加する生徒のおよそ18%はアジア系だという。
3人の子を持つDiana Conwayさんは夫と相談の上で、子どもたちを世界でますます存在感が高まるこの言語と異文化に触れさせるため、ポトマック小学校の中国語コースで学ばせることに決めた。
「子どもたちがどのような道に進もうと、中国語の能力は大いに役に立つだろう」とDianaさんは語り、「フランス語は素晴らしい言語であり、欧州とアフリカへの門戸を開く。でも、フランス語でアジアへの門戸は開かれない」と中国語の重要性を話す。
ポトマック小学校の中国語コースでは、教室に英語と中国語の表示がされている。生徒は校内で半日、算数と理科を中国語で学ぶ。残りの時間は英語に切り替えて英語の読本、社会、言語科目を学んでいる。
写真は19日、ポトマック小学校の中国語コースで中国語の詩を書く10歳の少女Megan Wilsonさんと授業を進めるZhian Zhang教授。(c)AFP/PAUL J. RICHARDS
■加速する中国語教育熱への対応は始まったばかり
「中国語熱は、現在非常に強まっている」と、アジア協会(Asia Society)のMichael Levine副代表は話す。アジア協会はニューヨークに本拠を置き、アジアの知識と理解を広めることを目的としたNPO法人。「カンザス(Kansas)州やケンタッキー(Kentucky )州など米国内陸部に住む住民さえも、今や中国語を話そうとしている」と同氏は語る。
この風潮の広がりで高まる標準中国語の需要に、米国の学校は対応できずにいる。この言葉は最も世界で話されている言語でありながら、米国の学校ではようやくその授業が採用され始めたばかりだ。
「父兄や学校関係者は、中国の発展を大きな機会ととらえ始めているが、この需要に応えるため、一体どのように質の高い教師を見つけるかが問題だ」とLevine副代表は教師の不足を指摘する。
アジア協会のShuhan Wang中国語促進担当理事によると、米国内の300から400校が、現在中国語を授業で教え、生徒2万5000人から5万人が中国語の授業を受けているという。政府が予算を拡大すればさらに多くの生徒が中国語を学ぶことになるという。
「わたしは20年この瞬間を待っていた。いつしか米国が学校教育で中国語の選択肢を広げるという必要性に目覚めることを常に夢見てきた」とWang氏は話す。
■中国語教育に力を入れる教育現場
ワシントンD.C.にほど近いポトマック小学校では、1996年に中国語コースが始まったが、現在その人気は非常に高く、児童40人が空きを待つ状況となっている。毎年出る幾つかの空きは、くじによって決められる。この授業に参加する生徒のおよそ18%はアジア系だという。
3人の子を持つDiana Conwayさんは夫と相談の上で、子どもたちを世界でますます存在感が高まるこの言語と異文化に触れさせるため、ポトマック小学校の中国語コースで学ばせることに決めた。
「子どもたちがどのような道に進もうと、中国語の能力は大いに役に立つだろう」とDianaさんは語り、「フランス語は素晴らしい言語であり、欧州とアフリカへの門戸を開く。でも、フランス語でアジアへの門戸は開かれない」と中国語の重要性を話す。
ポトマック小学校の中国語コースでは、教室に英語と中国語の表示がされている。生徒は校内で半日、算数と理科を中国語で学ぶ。残りの時間は英語に切り替えて英語の読本、社会、言語科目を学んでいる。
写真は19日、ポトマック小学校の中国語コースで中国語の詩を書く10歳の少女Megan Wilsonさんと授業を進めるZhian Zhang教授。(c)AFP/PAUL J. RICHARDS